ふくらはぎは、「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」といいます。下腿三頭筋は「腓腹筋(ひふくきん)」と「ヒラメ筋」という2つの筋肉の総称です。

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流にも大きな影響を与えています。なぜそのような呼ばれ方をしているのかというと、「筋ポンプ作用」という働きが関係しています。

血液が通る血管は、筋肉の中にも存在しています。おもに血液を送る働きをするのは心臓ですが、筋肉も血液を送る働きを担っているのです。

下半身の血液の流れを大きく担っているのが、ふくらはぎ。すなわち、ふくらはぎの筋肉が仕事をすることで、全身の血流がきちんと回っているのです。

厚生労働省の「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)」によると、日本人の三大死因として、心疾患が2位にランクインしています。そのため、心臓の負担を少しでも減らして健康的に長生きするためには、ふくらはぎを使った運動が推奨されています。

ふくらはぎの筋トレ「カーフレイズ」をマスターしよう

1.足を腰幅に開いて立ちます。壁などに手をついてカラダを安定させましょう
2.かかとを地面から浮かせ、つま先立ちになります
3.ゆっくりと元の姿勢に戻ります
4.この動作を繰り返します

かんたんな動作で、どこでもできるので、日常に取り入れて上手に筋トレを行えるといいですね。