シャーシはトレーラの荷台部分のことで、シャーシにコンテナを載せたまま、シャーシ単位で積み込みや荷下ろしなどの荷役や、保管・移動する方式のことをいいます。On Chassis Systemとも訳されます。もともとフランス語で「車台」「台車」を意味します。

海上コンテナ輸送の場合は、コンテナを陸揚げする時点でガントリークレーン等によりシャーシに載せて、トラクタでけん引してヤードまで移送し、ヤードオペレーションもシャーシ単位で行います。
RORO船を利用する場合は、乗船後シャーシをトラクタから切り離し、目的地までコンテナをシャーシから降ろすことなく保管できるため、積み卸し作業が軽減されます。

コンテナ化の初期にシーランド社(現マースク・シーランド)が始めたため、シーランド方式とも呼ばれます。

ヤードでコンテナを保管する場合、コンテナをストラドルキャリアにより吊り下げて段積みする方式に比べ、特殊な荷役機器が不要で、コンテナへのダメージが少なくて済みます。しかし、ヤードに保管する際は段積みできないため、広い場所が必要となります。

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