今年も気が付けば10月後半。11月の声を聞くようになりました。
そろそろ山あいの紅葉を楽しむなど、深秋のツーリングの企画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで気を付けていただきたいのが、道路にハラハラと舞っていく「落ち葉」です。
この落ち葉、通行には曲者で、実はかなり滑りやすいのです。
歩いていて落ち葉を踏み、ツルっとした経験がありませんか。
とくに葉が幾重にも重なり合っている場合、かなり滑りやすい状態になります。
さらに濡れていたりしたら、ヌルヌルとしているので、より滑りやすい状態になっています。
「四輪車に乗っていた時に、落ち葉の影響でスリップしたことはないけれど・・・」
という方も、ちょっと考えてみてください。落ち葉は道の真ん中よりも、道路の端、路肩に溜まりやすくなっていませんか?
つまり道の真ん中を走る車両より、左側を走ることの多いバイクのほうが危険なのです。
落ち葉が多いな、と思ったら、スピードを充分落としてください。
そして意外とあるのが、バイクを押して歩いていて落ち葉を自分で踏んで滑ってしまい、バイクともども転倒するパターン。
これも怪我につながりますので要注意。ブーツの底面がすり減って滑りやすくなっていないかも確認しておきましょう。
紅葉の景色の中をツーリングする場合は、よそ見運転をせず、さらに落ち葉にも注意しましょう。