これから秋の紅葉シーズンが始まり、絶好のツーリングの季節がやってきます。色とりどりに染まった山間いの景色を楽しみながら走るのはとても気分が良いですよね。

しかし、落ち葉は以外と滑りやすいもの。特に車と違いタイヤが2輪しかないバイクは転倒しやすく、大けがをしてしまう恐れも。

せっかくのツーリングが台無しにならないように、どのようなことに気を付ければよいでしょうか。

【山道ではどんな場面で転倒しやすいの?】

おもな原因としては、カーブ走行中に落ち葉の上を走行してしまったことで、タイヤが横滑りしてしまうといったケースです。スピードが出ていない場合であっても葉っぱ同士が滑り合い、転倒しやすい傾向にあります。

さらに、この落ち葉が濡れていたら、その危険度はぐっと上がってしまいます。雨が降っていればもちろんですが、山は気温差があるため、晴れていても夜間や早朝では湿気が発生しやすく、

それにより重なっている落ち葉が濡れていることも考えられます。

【どんなことに気をつければいいの?】

落ち葉が見受けられる山道などを安全にツーリングするためには、街中以上にスピードを意識しながら走らせることが重要です。

綺麗な景色に目を奪われ、ついスピードも乗ってしまいがちですが、くれぐれも速度に注意。

そして、落ち葉の少ない中央を走行するのもポイントです。道路は排水を良くするため中央から端に向けて勾配がついており、風に乗った落ち葉は道路の端に集まりやすくなっています。

また、コーナー走行中はバンク角度をゆるやかにして、車体の重心を中心になるように意識するなど、ちょっとしたポイントを押さえておくことで転倒の可能性を抑えることができます。

最近のモデルには、ABS(アンチ・ロック・ブレーキシステム)やトラクション・コントロールといった電子制御システムが搭載されているものもがあります。これらはライダーの技術をカバーしてくれるようになっていますが、これらはあくまで補助装置。過信しすぎてはいけません。

重要なのは、ライダー自身がしっかりと走行時の道路や気候状況に合わせて運転ができるような技術を持つことです。

 

 

 

 

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